ノーマライゼーション Normalization

更新が疎かになってしまいましたが、福祉や人権を学ぶと避けては通れない言葉「ノーマライゼーション」についてその原理や歴史を今一度、確認していました。 わかりやすい文献がありましたので1冊ご紹介。 「ノーマライゼーション原理とは何か 人権と共生の原理の探求」/河東田 博 著/現代書館 以下、一部参照: ●ノーマライゼーション=normalization 様々な研究者がいて定義付けされているものの、広く知れ渡っている定義としては、「ノーマライゼーションは人権そのものであり、社会的支援を必要としている人々をノーマルな人にすることを目的としているのではなく、その障害を共に受容することであり、彼らにノーマルな生活条件を提供すること」である。 スウェーデンやデンマークで生まれ、広まった理念。 具体的には「住居」「仕事」「余暇」の3側面において平等で権利保障が享受されるように法を始め整備していくようになり、1980年に世界初の総合立方・社会サービス法が制定・施行されました。 非常にざっくりではありますが、「ノーマライゼーション」の理念を参考にサービスの変遷の動きは日本にもあるものの・・・北欧との法や環境や国土や人口や税制が異なる場合、簡単にはまる訳ではなく、課題が生まれています。 すべての人が平等である社会について、障害やアールブリュットをきっかけにますます考えさせられます。 参考:ノーマライゼーション原理とは何か―人権と共生の原理の探究/河東田 博/現代書館  

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